はじめに
今年、日本一高いビルとして全国に名をとどろかせた、「麻布台ヒルズ」。
一般市民からしたら、マンションの入った商業施設といったイメージで語られがちですが、そこにはなんと無料で楽しめる展望台がついています。
筆者は2023年12月に大学の帰りに訪問しました。一般人でも楽しめる無料の展望台はみどころ沢山。
今回はその展望台の行き方、おすすめの景色を紹介します。
そもそも場所は?
麻布台ヒルズは東京メトロ日比谷線の神谷町駅ないしは南北線の六本木一丁目駅です。初めての人は比較的行きやあい神谷町駅をおすすめします。
改札を出たら、まず「麻布台ヒルズ」の中の「中央広場」を目指しましょう。
中央広場は下の写真のように超高層ビルの真下にあり、独特なオブジェがあります。
中央広場は地下一階にありますが吹き抜けになっているのでそのまま道路から階段を降りれば大丈夫です。
中央広場は下の写真の青色で示されている部分に該当します。
これが麻布台ヒルズの地図ですが、無料展望台は、「森JPタワー」の33階にあります。
つまり一番高いビルの33階ということですね。そこまでは直通エレベーターで行くことになります。
中央広場のふもとにある一番高いビルの地下一階(中央広場と同じ階)からエレベーターが出発します。
森JPタワーの一番下の階です。広場などがあるのでわかりやすいかと思います。この写真の向きから、直進して右に曲がるとエレベーター乗り場に行くことができます。たくさんの警備員や案内人がいるので迷うことはないと思います。
いざ展望台へ
エレベーターで33階に向かうとこんな感じのロビーになっています。反時計回りで見学することを求められますが、あまり関係ありません。
空いている時間帯は自分の見たいところを自由に見学できます。ここで注意が必要なのは、東京タワー側はいつも混雑していることです。
私が行ったのはクリスマスまじかの月曜日ですが、夜の時間は外人や日本人で混雑していましたが譲り合って見学したので問題ありませんでした。
係員がいて長時間窓を占領していると注意します。けっこうしっかりしている係員です。かなりサポートが手厚い展望台でした。
それでは景色を見ていきましょう。
おすすめの景色
景色その1 富士山
上の写真の右上にあります。夕日の時間帯はお勧めです。暗くなってしまうと見えませんからね。
冬は富士をよく見えると思います。
雲が多い日でも雲の上から突き出して富士山が見えるということもあるのでじっくり探してみましょう。
景色その2 東京タワー
東京タワー
東京タワーは麻布台ヒルズより低いです。驚き。。。。
(展望台はその限りではありませんが)
カメラで撮ると内部の光が反射してしまうのでレンズを窓に密着させるなどの工夫が必要です。
昼間はこんな感じ。
うしろに小さくレインボーブリッジが見えます。
東京タワー側の展望エリアは混んでいるので写真を撮るときは焦って手振れをしないようにしましょう。
朝、夕焼けの時間、夜景の時間など多くの表情を見せてくれます。さらに角度によってはうしろにレインボーブリッジ、増上寺、皇居などたくさんの組み合わせを楽しめるのもおすすめです。
景色その3 けやき坂
けやき坂です。
ぶれてますね。ただいい色をしているのでよく目立ちます。上から見るけやき坂は新鮮。
けやき坂を上から見るのはすこし難しく、展望エリアの一番端からさらに端を覗くようにして観察してください。
東京タワーではないけやき坂側はいつも空いているのでじっくり観察できます。
有名なテレビ局や、毛利庭園など六本木ヒルズの全景を見ることができます。
それにしても立体的な街で坂が多いんだなあと実感できます。
けやき坂は突如、道端に青色の木々が見えるのでよく目立つのがわかりますね。
景色その4 徐々に光がつくビル群
最後は、夜景が形成されかける時間帯のビル群の景色です。
うまい塩梅で夜景と夕焼けの組み合わせの写真を撮ることができます。
ビルが密集していて太陽が沈むのが見える、麻布台ヒルズの南側で観察するのがおすすめです。
番外編 クリスマスマーケット
冬はふもとでクリスマスマーケットをやっています。なかなかの賑わいをみせているので立ち寄ってみてください。
営業時間は?
平日は10時から21時まで。とくに夜景を鑑賞するのに問題はないかと思います。
土曜休日は9時から21時まで。ただ混雑は平日に比べるとひどいと思います。
まとめ
東京の要所にある麻布台ヒルズ。その展望台が無料で公開されるとは大変すばらしく、うれしい限りです。ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいな。