かもたん@東工大旅行研究所

東工大一年です。旅行オタクと呼ばれるほど旅行をします。国内、海外、私が訪問した各地をレポートしていきます!

【2024完全版】最新 蔵王の樹氷訪問記 ライトアップ・見ごろ・天気についてレポート

 

はじめに

樹氷。それは樹木が氷によって包まれる幻想的な雰囲気を醸し出す、山形県蔵王の冬の風物詩です。

昔から樹氷は日本人に人気ですが、ここ近年暖冬の影響もあってか、樹氷は以前よりも観測できなくなってしまったという声もよく聞かれます。

さらに樹氷を見に行くのは、バスやロープウェイを乗り継ぐためハードルが高くためらってしまっている人も。

筆者は2024年1月の成人の日の3連休を利用して山形に行き樹氷のライトアップを見学してきました。

樹氷の見ごろは、1月下旬からと言われていますが、1月の前半でも十分楽しめました。

今回の記事では、は山形県蔵王樹氷高原への行き方や、注意点、混雑、ライトアップについて、最新の状況をもとにレポートしていきたいと思います。

最後までお付き合いください。

 

 

格安キップがあります!

樹氷鑑賞乗車券」で調べると、

452237c4a7b7b0f415ca1db398c8a3683f3ebb8a.pdf (yamakobus.jp)

山形交通のキップの案内が出てきます。

実際の料金より3000円くらい安くなるのでお勧めです。山形駅の案内所で購入でき、バス停も案内所の目の前なので、買わない手はないですね。

窓口で「樹氷の割引切符」と言えば通じると思います。

 

行き方

蔵王樹氷の行き方を簡単にまとめると、

山形駅→(バス40分)→蔵王温泉→(徒歩10分)→ロープウェイ乗り場→(ロープウェイ8分)→樹氷高原駅→(ロープウェイ8分)→地蔵山頂駅

という流れになっていて、ロープウェイを二本も乗り継ぎます。

452237c4a7b7b0f415ca1db398c8a3683f3ebb8a.pdf (yamakobus.jp)

山形交通のパンフレットですが、長い道のりであるのがわかりますね。

途中で「樹氷高原駅」というところを通りますが、樹氷はそこにはありません。山頂の「地蔵山頂駅」までいかないと樹氷は見に行けないので注意をしてください。

 

また、上のパンフレットではロープウェイの営業時間は17:00までとなっていますが、ロープウェイの営業時間はライトアップにあわせて延長されています。

 

山形駅から出発

 

山形駅東口に行き、「山形駅前一番乗り場」でバスを待ちます。一番乗り場は駅前ロータリー上にあるので東口に行けば迷わずに着けると思います。

ここでバスの時間は一時間に一本でかなりの混雑が予想されます。

というのもアジア系の外国人が大量に乗車をしてくるからです。筆者は日曜日の14:20のバスに乗ろうとしましたが結局40人近くが列に並んでいました。

そのため蔵王までの直行臨時バスが出ました。臨時バスの事前予告はされないので、早くから並んでおくことをお勧めします。

2024年の時刻表です。

 

蔵王温泉バスターミナルからロープウェイまで

バスに揺られて40分、蔵王温泉バスターミナルに到着です。

温泉ターミナルについたら、雪道を10分ほど歩いてロープウェイ乗り場に向かいましょう。

バスターミナルを右に曲がって道なりに進みます。

一応除雪はされていますが、一部凍結がみられる個所もあり大変危険な道のりです。

道はさほどの混雑はありませんのでゆっくり歩いてもかまいません。

湯気のある趣深い道をひたすら歩きます。

遠くの雪山もきれいです。

そしてしばらく進むと、「蔵王ロープウェイ山麓」が見えてきます。

途中に蔵王中央ロープウェイなどと名前が似ている駅があるので注意をしてください。

 

一つ目のロープウェイ

さてロープウェイの列に並ぶ前に

ここの駅の窓口で樹氷鑑賞乗車券を窓口でロープウェイのキップに引き換えるのを忘れないようにしましょう。

ここで2つ目のロープウェイの乗車券ももらえます。

ここのロープウェイはスキーヤーも乗車するのでとにかく混雑がひどく、私は30分待ちました。ひどい時だと2時間待ちということもあるそうです。トイレは今のうちに行っておきましょう。

 

 


こんな感じです。。。首都圏のような満員電車を彷彿とさせるくらい大混雑でした。

 

樹氷高原駅

ここでロープウェイを乗り継ぐ、「樹氷高原駅」につきます。

樹氷高原駅とありますが、実際の樹氷はここにはありません。

乗り継ぐだけですが、気晴らしに駅の外に出ることもできます。

 

二本目のロープウェイに乗車

次のロープウェイは、ゴンドラがいくつも流れてくるタイプなので混雑は全く見られません。スムーズに乗車できます。

また15時以降はスキーヤーの乗車が制限されるので落ち着いた乗車もできます。

ロープウェイがすれ違う姿も確認できて楽しい時間が過ごせます。

 

そしていよいよ山頂へ!

 

地蔵山頂駅

白くて何が何だかわからない気もしますが、駅です。

ちゃんとレストラン、売店、自販機(値段は高いですが許容範囲)、トイレ、などは備え付けられています。

こんな寒そうな場所ですが、ライトアップまで時間をつぶせる楽しい場所がいくつかあるので紹介します。

 

①駅の展望台へ

まずは展望台に行ってみましょう。

曇っていてる気もしますが、

しっかりと樹氷を見ることができました。背景の色と雪の色が似ていてはっきりとわからないのは残念ですね。

晴れている日は最高の景色が楽しめるはずです。

日暮れまで待ちましょう。

 

その② 地蔵

駅から徒歩1分で見学できます。雪をかぶっていて何が何だかわからない気もしますが。

 

その③ 至近距離で樹氷を確認

迫力がすごいですが、曇っていると背景と同化してしまいます。

でも安心してください

ライトアップされると、幻想的になりますよ。。。

ライトアップがされるまでは駅の休憩所で暖をとります。休憩所は、レストランになっていますが、休憩用にも開放されているので、何も買わなくても問題ありません。

また、夜まで樹氷を見る人は少ないのか、目立った混雑はありません。

 

ライトアップ

すこしずつライトアップされてきました。16:20頃の写真です。まだ日は沈んでいませんがなんとも美しい表情を見せてくれます。

展望台に再び上って観察してみると、

複雑に折り重なる樹氷をライトアップされた姿で、目視できるのです。

霧がかかっていても、至近距離の樹氷はライトのおかげで確認できるので、天候の心配をする必要はありません。

さらに日暮れを待ちます。

 

 

 

すると.........

なんともいえない人工と自然が融和した素晴らしい情景を目に焼き付けられるのです。

樹氷は恐るべしです。

 

完全に暗くなってからも写真を撮ったりじっくり眺めたり有意義な時間を送れます。

 

帰りの注意点

①バスの最終90分前には山頂から出発しよう

バスの最終を逃すと帰れません。ただし積み残しが出そうな場合は、臨時バスが出ますが、事前に予告がされないので注意してください。

 

②夜道に注意

ロープウェイのふもとの駅からバスターミナルは夜道を10分ほど歩かなければなりません。凍結の可能性もあるので、慎重に進みましょう。歩道も一部ない箇所があります。

街灯も少ないです。

 

まとめ

以上が樹氷ライトアップについてでした。チケット代5700円で、人口と自然が融合した得も言われぬ絶景を楽しめるぜいたくをぜひ享受してみてください。