はじめに
せっかくの雪の時期。雪が降るきれいなところにぜひとも訪れてみたいものですね。今回紹介するのは、山形県山形市にある「山寺立石寺」です。
松尾芭蕉が
閑さや岩にしみ入る蝉の声
とよんだ俳句であまりにも有名なところですね。
階段を約1000段の道を進むと、断崖にそびえたつ寺の姿は圧倒的。
夏の立石寺だけでなく、冬の雪道の景色も捨てがたいので、楽しんでぜひこの記事を読んでください。
雪道を登っていけるの?
結論:登って行けます。先ほど言った通り、山寺の絶景(五大堂)を見に行くには約千段の階段を上っていく必要があります。雪道で凍っているのではないか、ぬかるんでいるのではないか、と心配するのももっともです。
しかしながら、雪道は雪かきされている箇所も多く、豪雪でも凍結していない限りは問題ありません。雪どけの時期はぬかるんでいることも多いと思いますが、
長靴の貸し出しがあります
ふもとの受付で長靴を所望すれば、貸し出してくれるのでぬかるんでいても問題ありません。
さらに参道に手すりがあるので、慎重に登って行けば問題ないでしょう。
雪の日でも山寺は山裾にある階段を上っていくだけなので、視界不良になることもありません。安心して観光できるスポットといえるでしょう。
それでは雪の山寺の様子をお届けします。
①山寺駅
山寺駅に到着です。およそ30人ほどが下車したでしょうか。仙台方面からも山形方面からも降りる人が多いです。外国人がおよそ半数で驚きです。
駅から山寺の入り口までは、
駅前の道を直進し、右折。
さらに直進し、橋を渡る。
渡ったらもう一度右折。
しばらく進むと、
参道の入り口です。雪がちらつき幻想的な風景に早速なっています。
山頂はもっとすごいので期待していきましょう。
②根本中堂
参道を登ると現れるのが根本中堂。
不滅の法灯もここにあります。
すばらしい絶景です!
絶景です!
雰囲気良すぎですね。
根本中堂を過ぎたところに参道への受付があり、入場料を払います。
③参道
さあ、参道を進んでいきます。
真っ白な雪が積もり、岩肌は茶色に露出し、趣深い配色となっています。建物の屋根にも雪がきれいに積もり、わくわくする気持ちになっていきますね。
ここで山門をくぐります。
茶色と白が似合うと改めて感じられます。。。。
1000段の石段を頑張って登っていきます。片道約40分くらいでしょうか。
④五大堂
いよいよ終着です。
私が見たかったのはこの景色です!
フラッシュをたくと雪が舞っているのがよくわかります。
ひとのしずけさもあり、芭蕉もみられなかったこの雪景色を見られることの贅沢さに感服できます。
さらに上に登ると、
展望台があり仙山線も俯瞰できるというわけです。
それにしても雪がすごい。感動です。
まとめ
みなさんも雪の山寺を楽しんでいただけたでしょうか。
しんどい石段ですが、心折れずに登って美しい雪景色を独占してしまいましょう!