はじめに
日本国内で日本円→外貨にして、海外旅行に行きたい、と思っている人も多いでしょう。しかしながらここで問題があります。それが、手数料が高すぎるという問題。
実際、有名な両替所でも手数料がとられ、例えばドルだと、3~4円分上乗せというシャレにならない事態も。
手数料ゼロで両替したい、という希望に添えるのがドルレンジャーという両替所です。
ドルレンジャーは、日本円→外貨の手数料が完全無料、しかも実際の相場よりも安い金額で外貨が手に入ります。
↑ドルレンジャーのホームページより拝借。
地域最狭(最強?笑)レートとのうたい文句に惹かれますが、そんなに、おいしい話はあるのでしょうか?実際に調査してまいります!
そもそもドルレンジャーとは?
ドルレンジャーとは、両替所の名前ですが、チケットレンジャーという金券ショップの外貨部門だと思って下さい。チケットレンジャーの中にドルレンジャーがあるというイメージです。
銀座(有楽町)と新宿(西口)の二店舗が都内にあります。
グーグルマップで検索するときは、「チケットレンジャー」と検索する方が確実に出てきます。
気になるレートは?
結論、手数料なしなのは本当です!
店舗入り口にはスクリーンがあり、レートを見ることができます。
ここで注意してほしいのが、円→外貨は手数料なしですが、外貨→円は手数料を少しだけとってきます。
逆に言えば、ドルレンジャーの手数料が安いのは、外貨→円の方で手数料を取って利益を上げているからといえますね。
つまり、ドルレンジャーは外貨を買う方が手数料が少なく人気なので、常に外貨不足ということです。
極端な日だと、
円高が進行した日や、為替介入の翌日ではなんということかほとんどの外貨が売り切れになってしまうのです。
外貨両替ドルレンジャー 銀座3丁目店 | 外貨両替なら東京・銀座のドルレンジャー (d-ranger.jp)
ホームページでレートや残量に関する情報が書かれているので必ず訪れる前は確認するようにした方がいいと思われます。
比較的、午前12時前までは売れ残りがあり、昼休みをはさむと一気に売り切れになるイメージがあります。狙うなら「朝」です。
外貨両替の注意点
ここでは銀座店について話します。
注意点①購入には最低単位がある
購入には最低単位が存在するということです。例えばドルは100ドル以上でないと売ってもらえません。110ドルや130ドルなど、100ドルを超えてしまえば、細かい額面の指定はできます。
おおよそ一万円以上でないと売ってもらえないので注意してください。
たまにそれをしらなくてキレている客もいます。笑
注意点②お札はボロボロ
次の注意点はドルレンジャーで出てくるお札はかなりボロボロのものが多いということです。ボロボロでも文句を言わないというのはドルレンジャーの暗黙の了解です。また、紙幣の数や細かい紙幣が欲しいなどの指定は許されません。気を付けましょう!
注意点③細かい金額の指定は断られる可能性も
ドルレンジャーは常に外貨が不足している状態なので、115ドル、のように細かい額まで指定するとそもそも用意できない、という問題点もあるので気を付けましょう。
実際の購入方法
①受付表をとる
ドルレンジャーには二つのカウンターがあり、そのうちの一つに、マシーンが置いてあり整理券を発行してくれます。(病院の受付をイメージすればOK)
この受付票は、「円→外貨」の時にのみ必要なので注意してください。外貨→円の場合は列に並んでください。
②待機する
受付票を持ったら、近くで待機しておけばOKです。列に並ぶ必要はありません。
番号が呼ばれたら窓口に向かう、という対応で結構です。
建物はとても狭いので、逆に外で待っているのをお勧めします。
カウンターで希望する外貨の種類と額を言えば交換してもらえます。
ドルレンジャーの口コミが酷い?
グーグルマップなどを、ご覧になると、口コミがかなり低いと思われる方も多いと思います。実際に★2~3の範囲なので決して口コミが高いとは言えない状態ですね。
その理由を考察します。
①店員の態度が悪い
どこの両替所、金券ショップでも店員の態度が不愛想だとか乱雑だとかそういう意見がありますが、ご多分に漏れず、ドルレンジャーもそうです。
一部の店員さんはかなり不愛想と言えるでしょう。しかしながら割り切ってしまえば問題ありません。昼休みの時間などは混雑していることもあり、対応が乱雑になってしまうということも考えられます。
空港などの両替所とはわけが違うというのは覚えておきましょう。
②常に外貨不足で手に入らない
当日、ドルレンジャーに行ってみたら、外貨がない、ということに対して立腹された客が口コミを書いているという仮説です。
事前にホームページをチェックすればどの外貨が売り切れているのかを確認できるので、必ず確認してから来店するようにしましょう。
ただ、フィリピンペソ、ベトナムドン、台湾ドルは常に売り切れ状態ではあります。
まとめ
以上がドルレンジャーのまとめの記事でした。希望通りに両替できない場合も多いですが、積極的に活用していきたいものですね。